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Good old fashioned lover boy

第4章 ジュエル


※ジョルノside
「ヴィオーラ・カルディナーレ
1984年12月24日生まれ。
出身地はネアポリス。
両親は彼女が19歳の頃に他界…。
その“両親”というのが…。
これは驚きだな。君たちも来てみなよ。」
本部にやってきて作業していたメローネが他にいた仲間を呼び寄せた。
「おい何か見つかったのか」
最初に彼の元へ来たのはミスタだった。
「まあ見てみなよ。
例の女マジシャンの両親と思しき人物だよ」
メローネが得意げにパソコンの画面を指さすとそれを見たミスタは驚きの声をあげた。
「おい、嘘だろ!?」
画面を見た他の人間も信じられないといった素振りを見せた。
唯一、“彼”を覗いては…。
「なんだ、ボスにはピンと来てないみたいだね。」
ジョルノは彼女の両親と思われる夫妻を見てもメローネの言った通り名前が出てこなかった。
日本で生まれ、4歳からイタリアに住んでいた彼でもほとんどこちらのテレビ番組を見ることは少なかったからだろうか。
「すみません。僕の認識不足です。
メローネ、こちらの夫妻は誰なんですか?」
「あぁ、イタリアでは国民的人気を誇った2人だったよ。」
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