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Good old fashioned lover boy

第10章 自由への旅立ち


「ボス、聞こえてるかい。」
「聞こえてますよメローネ。」
ジョルノは耳に着けてる小型のインカムに応答した。
これはメローネが裏で入手した物で遠くにいる複数の味方と会話が出来る大掛かりな任務にはもってこいの代物だ。
以前からジョルノや彼を護衛するブチャラティやアバッキオ、リゾットがよく身につけていたが多い人数が使用するのは今回が初めてだ。
その為に何度もテストプレイを行ってきた。
会場であるホテルの一室に潜入するのはジョルノ、リゾット、プロシュートの3人。
(外部から侵入出来るブチャラティや条件が一致すれば侵入出来るイルーゾォは会場の一室近くで待機している。)
そして既にホテルの防犯カメラをハッキングしたメローネは指示役となり、スタンド能力によって複数の敵を倒せるナランチャやフーゴは彼と一緒にいる。
残りのメンバーは別の場所で同時に行っている薬物の取り引きを叩く方ヘと回っていた。
…全ては整えた。後は奴とその取り巻きを潰して「彼女」を解放するまでだ。
「行きますか。」
ボスの一声でホテルのセキュリティを抜けた2人は会場内に入った。
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