第51章 薄明の悪戯

信長様を起こさないように、そっと下帯を解いていく。手が震えて上手く解けず、気持ちだけが焦っていく。
もどかしくて焦ったくて、自然と息が上がってしまっていた。

ようやく解けた下帯をずらすと、反り返った一物がぶるんっと勢いよく飛び出してくる。

太い血管が浮き上がって見えている赤黒いモノ
それは重力に逆らって勢いよく天を仰いでいる

引き寄せられるように手を伸ばし、竿の部分をきゅっと握って上下に擦る。亀頭の部分は特に優しく、くびれたところを指先でくるくると撫でる。


「……ん…はぁ…」

信長様の口から艶めかしい吐息が漏れる。

起こしてしまったかと慌てて様子を見るが、目は閉じられたまま…口元が少し緩んでいるみたい。

(感じて下さってるのかな…もっと…気持ち良くなってほしい…)


手で竿の部分を握ったまま、先端にそっと唇を寄せる。

チュッと音を立てて鈴口に口づけると、信長様の身体が僅かに震えた。
その反応が嬉しくて、硬くなった一物をズブズブッと咥内に迎え入れる。

信長様のモノは大きすぎて、咥内に全てを収めることは難しいので、喉奥ギリギリまで咥えながら、残った部分は手のひらで優しく包み込む。

じゅぼっ　じゅぼっ　じゅぶじゅぶっ
ニチャニチャッ　グチュ　グチュッ

口の中に溢れてくる唾液を絡ませながら、口を窄めてモノを出し入れしていると、粘着質ないやらしい水音が響いてくる。

手の動きも強弱をつけて、上下左右にグリグリと一物を擦っていると、口の中でさらに質量が増してくる。

(あっ…やだ…また大きくなって…)


「…っ…うっ…」

信長様の口から艶めかしい喘ぎが漏れる。
その色っぽい声に、身体の奥がきゅうんっと疼いてしまう。

……きっともう濡れてる……
私は自らの秘部に、触らなくても分かるぐらいヌメヌメとした滑りを感じて腰を揺らしてしまう。


硬く膨らんだモノで口の中はいっぱいになり、溢れた唾液が口の端からトロトロとこぼれ落ちている。

(っ…んっ…くるし…)

亀頭の先が喉奥に当たると、苦しくて目尻に涙が浮かんでくるけれど、それすら気にならず、夢中で舌を絡ませる。

口を窄めてじゅぼっと吸い上げた瞬間、咥内で一物がググッと最大限に膨張し、口の中に熱い液体が勢いよく放たれた。

ドビュッ　ビュルビュルッ　ビューッ


「…ん"ん"っ…ぐっ…」