第101章 妻として母として…その先に
上の蕾が擦れる気持ち好さに心を奪われていると、信長様はいきなり腰を引いて男根を抜ける寸前まで引き抜くと、一気に奥まで押し込んできた。
「ひっ…ううっ…あ、んっ…激しっ…奥っ…あぁ…」
ガチガチに昂った熱の塊りを膣壁に擦り付けるようにグリっと捩じ込まれ、奥の深いところに当たると抉るように突き上げられる。
激しい突き上げに、朱里は息をするのも忘れるぐらい感じてしまい、うわ言のような喘ぎ声を上げる。
肌と肌がぶつかり合う乾いた音と、互いの体液が混じり合う粘着質な水音が一つになって耳を犯す。
信長の激しい抽挿に身体を揺さぶられる朱里は、大きく開いた足をガクガクと揺らしながら、次々と湧き上がる快感に堪えられず、目尻に涙を浮かべていた。
「っ…くっ…朱里っ…」
腰を激しく打ち付けながら、涙目の朱里の目尻に唇を寄せ、雫をチュッと吸い取る。
歓喜の涙とはいえ、朱里の目に涙が滲むところなど見たくはなかった信長は、涙を全て吸い取った後、目蓋の上を擽るような軽い口付けを施す。
ちゅっちゅっ、と可愛らしい音を立てて、何度も何度も……
「ん…ふ…ふふ…擽ったい、です」
腰の動きを止めぬまま目蓋に可愛らしい口付けをされて、擽ったいような気持ちイイような、ふわふわした感覚が心地好くて…頬が自然と緩んでしまう。
(ん…擽ったいけど気持ちイイ…もっと…もっと欲しい)
「っ…あ、んっ…信長さまっ…んっ…もっと…」
「っ…くっ……」
ナカにずっぽりと埋まった男根がグググッと膨れて、更に質量を増したようだ。
骨盤の辺りを無理矢理内側から押し広げられるような感覚に、息が止まりそうになって、浅い呼吸を繰り返す。
「ぁっ…ん…おっきい…やっ…ダメっ…もう、いっぱいなの…」
ーパンッパンッ…パチュッ、プチュゥ…
ーずぶっ…ずちゅっ、ぐぢゅっぐぢゅっ…
質量を増した男根が蜜道を行き来するたびに、ぐぢゅぐぢゅと酷い水音を響かせて泡だった愛液が零れ落ち、敷布をしっとりと濡らす。
冷たく湿った布地の感触を恥ずかしいとは思いながらも、もっと深く信長様を感じたくて、私は自分から大きく足を開いて信長様を迎え入れる。
(っ…もっとっ…もっと深く…もっと奥まで…信長様が欲しいっ…)