第99章 新たな出逢い

激しい抽挿に、身体の奥まで掻き混ぜられて、腰がガクガクと壊れてしまいそうなほどに震える。

(んっ…激しい。壊れてしまいそうで怖いけど…すごく気持ちよくて離れられない…)

「っ…くっ…あぁ…朱里っ…」

「あっ、んんっ…信長さまっ…」

快感に堪えるような切なげな声で名を呼ばれ、お腹の奥がキュンっと甘く疼く。

「ぐっ…あっ…くっ…締め過ぎだ、朱里っ…」

「あ、んっ…そんな、んっ…分かん…ない…っンンッ！」

はぁ…っと悩ましげな吐息を吐きながら背中から抱き締められた。

互いの身体が密着し、結合が深まって奥の敏感なところをググッと突き上げられると同時に、ぷっくりと膨らんだ花芽を指先でキュッと摘まれる。

「ひっ…うっ…や、それ、だめぇ…あっ…んっ…い、いやぁ…」

「くっ…うっ…もぅ…出すぞ、朱里っ…くっ…」

熱く濡れた膣壁が、精を欲してきつく締め付けてくる。
吸い付き、搾り取るように蠢く、生き物のような襞の動きに翻弄されて、信長は急激に吐精感を煽られていた。

(はっ…もぅ…出したいっ…全て…朱里のナカを俺のもので満たしたいっ…)


「っ…朱里っ…」

「んっ…んんっ…」

吐精の瞬間、朱里の顎を捕らえて顔だけ後ろを向かせると、その唇を塞ぐ。
グッと腰を押し付けて最奥を突くと、堪えていたものを一気に解放する。


ーびゅくっ…びゅるびゅるっ…びゅるっ…

腰を震わせて熱い白濁をナカヘ注ぎ込みながら、信長は朱里に口付ける。
一つに溶けて交わる瞬間、鏡越しではなく、直に朱里の顔を見たいと思ったのだ。


「あ…あぁ…ふっ…」

身体の奥へ広がる信長の熱い迸りを感じているのだろうか…次第にトロンっと蕩けた顔になる朱里が、堪らなく愛おしかった。

(この顔は俺だけが見られる。俺だけのものだ)


「朱里…愛してる」


口付けの合間に囁かれる信長様の愛の言葉は甘く切なく何度も繰り返されて……耳に心地良いその言葉をうっとりと聞きながら、私は幸福の波に揺蕩っていたのだった。