• テキストサイズ

永遠の恋〜信長の寵妃【イケメン戦国】

第16章 出陣


その夜、信長様は明け方近くまで何度も私を抱き、愛の言葉を囁いてくださった。

身体中に信長様の愛の証しを感じながら、未だ気怠さが残る身体を起こす。

「…起きたのか?まだ早い、休んでおればよい」

褥から起きて身支度を整えながら、信長様が優しげに微笑む。

「…っ、いえ、御支度をお手伝い致します」

信長様の着物の着付けを手伝いながら、その逞しい身体にそっと触れる。

(どうかご無事で。このお身体が傷つくことがありませんように…)

信長様は、身体に触れる私の手を取って指先に口づける。

「…ふっ、昨夜はあれほど貴様を抱いたというに、まだ足りぬ。この身はまだ貴様を求めている……俺も堪え性がなくなったものだな」

「信長様…」

(私も…あなたが足りません。もっと触れあっていたい。このまま時が止まって、出陣の時間が来なければいいのに…)
/ 1937ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp