第15章 発熱
唇を合わせたまま、着物の上から朱里の胸の膨らみに触れる。
口づけで気持ちが高まったのか、いつもより鼓動が早いようだ。
袷の隙間から手を忍び込ませ、直接胸に触れる。胸の先端をキュッと摘むと硬さを増したのを感じる。
やわやわと胸を揉みしだきながら、白い首筋に吸い付く。
「っあ、やぁん…だめ…信長さまぁ…
あっやっ、お熱があるのに……お休みにっ、ならないとっ…」
気丈にも俺を諭すようなことを言う、その姿が何とも愛らしい。
制止されればされるほど、身体の熱を煽られ、もっと乱してやりたくなるというのに。
「ふっ、汗を掻けば熱が下がるともいうぞ……協力せよ、朱里」
「っ、やぁん、そんなぁ…あぁ」
耳たぶを唇で食みつつ、舌先で耳の穴をくすぐる。
熱い吐息を耳の中に注げば、朱里の身体がビクッと震える。
熱のせいか、吐く息がいつもより熱くなっているのを自分でも感じる。
帯をシュルシュルと解いて袷を開くと、白くたわわな胸がぷるんとこぼれ出る。
先端に口づけ、舌を絡めてコロコロと転がすと硬く立ち上がってくるのが分かり、一気にジュジュっと吸い上げる。
「ひゃあ…んっ、はぁ…やぁ」
胸の先から腹へ、脚の付け根へと舌を這わせながら身体を下へ下げていき、朱里の秘部へ顔を近づける。
そこは既にしっとりと濡れそぼっており、甘い蜜の香りがする。
チュ ピチャ ピチャ ピチュ
ジュル ジュル ジュジュ ジュルルッ
割れ目に舌を這わせると、ナカから蜜がとろとろと溢れ出てくる。
全て舐め取るかのように、大きく舌を使って下から上に舐め上げてやると、背を逸らせて身体を震わせている。
「…甘いな。貴様のここは……金平糖よりも甘い」
「いゃあ…そんなにしないでぇ」