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なまいきざかり。 R-18 短編集

第4章 初めての〇〇〇




何度か来ていないかを確認して急いで服を脱ぎ浴室に入る。

雨に当たったので急ぎで体を洗い湯船に身を投げる。


その間にも何度も来ていないか確認していた為気が休まらなかった。

湯船に浸かり、ふー…と一息ついたところでまた視線を入り口に戻す。…と。




「ん?!」

すでにTシャツを脱ぎ始めている成瀬が視界に映る。


「っちょ…」





…ガチャ




固まる由希を他所にズカズカと浴室に入ってくる成瀬。



「…えっち。」


成瀬の一言にバッと視線を逸らし湯船の中で後ろ向きに座る。


「な、なんで入って来るのよっ」
後ろを向いたまま言葉を投げかける。


「…寒かったから。」


「っ…。」


先に入った罪悪感も少しあってそれ以上言えなくなってしまった。


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