第4章 初めての〇〇〇
あまり変なものを触るのはよそう。
と、とりあえず成瀬の隣に腰掛けて服が乾く間テレビでも観ようとリモコンのスイッチを入れる。
ピッ…
「っあっあんっあっっ…あんっやっ…っあっ」
「っっ!っえ、っなっ何っっえっ…」
ピッっ
リモコンのスイッチを押した瞬間、他人が体を合わせている最中の映像が流れ、慌ててテレビを切る。
「…センパイ、落ち着いたら。」
「……。」
由希の心臓はこの上ないくらいにドキドキしていた。
「…それとも足りなかった?」
「っっな!ち、違う!…ちょ、ちょっとびっくりしただけだから」