• テキストサイズ

なまいきざかり。 R-18 短編集

第2章 由希センパイ、おしおきね。





…ガチャっ…ガチャンっ



由希の手枷を外してあげる。



「ごめんね。センパイ。」


そう言って由希を強く抱きしめる。



「センパイ…いい…?俺も、限界。」


…コクっ。


顔を赤らめたまま恥ずかしそうに頷く。



先程の由希を見て、苦しそうに腫れあがった自身を由希の中へあてがう。



「…んっっぁぁっ…っっっっっ」

「…あ…っ」

成瀬も儚げな声をあげる。


「センパイっ…も、やばいかも。」


何度も入れたい衝動に駆られながら、由希の事を酔わせるのに専念してきた為、我慢の限界だった。


「う、うんっ…っっっあっ……はぁっ…っ」


何度も達したそこは静まり切っておらず、追い討ちをかける様に快感が襲ってくる。


由希は余裕が無い中、ふと成瀬の顔を見上げる。

そこには私しか知らない、私にか見せない成瀬の顔。

イキたいのを我慢しているのか、少し苦しそうにも見える。

本当に年下なのだろうかと思うほど、色っぽい表情と息遣い。



「んっ…っ…ぁ……」

愛おしそうに抱く成瀬に必死にしがみつく。


恥ずかしさは消えないかもしれないけど、それでも全てを委ねてもいいと思える存在。



/ 82ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp