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なまいきざかり。 R-18 短編集

第2章 由希センパイ、おしおきね。




どさっ……



…ばさっ



ガチャっ…ガチャンっ



……。



一瞬顔が固まる由希。


「…っっっっ!…ちょっっな、なにこれっっっ離しなさいっっよっっ!!」


ベッドに押し倒されてからほんの数秒。
風呂上がりに着ていたTシャツはいとも簡単に脱がされ上はキャミソールだけの状態で何故か手元には手錠でベッドに繋がれていた。



「なっなにこれっ…っなんで、こんなものっ」


「なんか阿部が景品で当たったとかって。んで、彼女いない事に今更気付いたらしくて一式無理矢理渡された。」

「ほんとは使う気無くて捨てるつもりだったけど、今日はホラ…お・し・お・きだから。家から持ってきたの」


「だ、だからってこんなものっっ…今すぐとりなさいっ」


ガチャガチャと動かしてみるが、一向に取れる気配はない。

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