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なまいきざかり。 R-18 短編集

第2章 由希センパイ、おしおきね。




「センパイがほんとに反省しないと取ってあげないよ。」

睨みつける由希の視線を物ともせず、由希に覆い被さる成瀬。


「由希センパイは誰のものか…ちゃんと体に刻ませてあげるね」



そう言って成瀬は由希に何度か唇を合わせた。



「…ぅ…っは…やっ……そ、れっっ……っ」


由希の口から離れた唇を耳に添わせてなぞる様に舐める。



…ちゅっっ……くちゅっ……っちゃ…っ


耳と言うだけあっていつもより、どこよりも音が鮮明に聞こえてくる。

外側から、中の浅い所まで、ゆっくりゆっくり…わざと音を立てる様に。



「……ひゃっぁっ……はっ……ぁ…」


内側からゾワゾワくる感覚に耐えられず思わず身をひねる。


「センパイ…好きだよ…。」


耳元で囁かれるその声は色っぽさが増し、由希の体を熱くする。



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