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なまいきざかり。 R-18 短編集

第2章 由希センパイ、おしおきね。





「お、お疲れ様。」

「うん、お疲れ。…今日センパイんち行くけど、ちょっと用事あるから先帰ってて。明日休みだからそのまま泊まる準備もしてく。」


…泊まるのか。
と頭で考えたものの、先程の件もあるためあまり反抗はせず返事をする。


「分かったよ。」




一人帰路に着き、部活終わりの為とりあえずシャワーを浴びる。
そうこうしてるうち成瀬もやってきた。


…ピンポーン。

ガチャっ


「お、お疲れ。」

「ん。」


どことなく不機嫌なのが伝わってくる。


一度家に帰ったのか、服も着替えて来ていた。ただいつもより何故か荷物が多い。

「お茶入れてくるから座ってて」



ーぐいっ…。


リビングからキッチンへ向かおうと背を向けた瞬間、腕を引かれた。


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