第1章 俺の。舐めて。
「どどっどうしたらい、いの…?」
「脱がして。」
いつもの私なら自分でそれくらいしなさいよ!!と喝を入れてる所だろうが、この時は初めての事に頭がついて行かなくてしおらしく従う。
「ん。」
成瀬が脱がしやすい様に腰を上げてくれ、なんとか脱がすことができた。
「ーっっっっっ!」
今まで何度も体を合わせてきたのだから、初めて目にするわけではないがカーテンを締めているとはいえ、まだ日が明るい部屋の中でこんなにもまじまじと見たのは初めてだった。
「センパイ?」
呼びかけに気付かず、目の前のいちもつを凝視する。
体のサイズに比例する様に大きなそれが目の前でそそり立っている光景になぜか目が離せなかった。
「由希センパイ?」
「なななななっなにっ?」
「あんままじまじ見られると恥ずかしいんだけど。」
「ごごごごごめんっっつ」
普通に考えれば舐めてと言ってきたのは成瀬なのだから謝る所では無いはずなのに。
顔を赤らめながら目をそらす。
「嘘。いっぱい見て、触って?」