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【APH】英国紳士との冬
第2章 人と国は違いますから、
「俺、メールが来てから何度も何度も電話かけたんだ。いつもならすぐに出るのに、何度やっても繋がらなくて、...もう終わるのかと思った。
ほら、お前は若いし、愛らしい。次の相手なんか探そうと思えばすぐ見つかるだろ。
___ほら、見ろよ。慌ててここに来たんだぜ?
もう慌てたくねえし、お前を不安にさせるのも嫌だ。
な、結婚しよう。」
彼はキザに私の手を取って、甲に口付けた。
片方の手はわたしの左手を握り、片方の手でわたしの頬を撫でている。
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