• テキストサイズ

Jewelry~私の奇麗な玩具達~

第6章 5.



外にいたはずのペリドットが中に入ってきた

お願いだから話しかけないで、、!!
心の中で祈る



祈りが通じたのかペリドットは雪とサファイアを素通りし定員さんに何か話している

「お願いします」

人当たりの良い笑みを店員さんに向けまた外に戻っていった


すぐ後に私の名前が呼ばれた

「椿さま、2名様でお待ちの椿さま」

2名…?

サファイアが反応したことによりそれについて行き席に着く

「サファイア、2人は?」

聞こうとしたところでまた店員さんが声を上げる


「2名様でお待ちの〜さま」

カランカラン


私達のテーブルを過ぎる時、ペリドットは他の人にはわからないように私に向かって唇に人差し指をあてて見せた


「!!」

ペリドットは私が女性たちの目を気にしていることを理解してわざと2人別々にしてくれたんだと気付く

そんな様子をみて分かったのか柔らかい笑みを浮かべて雪に話しかける
「雪さん、良かったですね」

「はい!」

心の底からペリドットへ感謝の気持ちが沸きあがる

その後は終始ご機嫌で食事を終えた




別々に出て、同じ車で家に帰る

家に着き食器を整理して、サファイアはお風呂に、ビクスバイトはテレビを、ペリドットは自室へ戻った

ペリドットへお礼が言いたくて部屋の扉をたたく

/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp