第4章 3.
「けど、優よ?そんな、しなくても済むように立ち回ることくらいできるんじゃ」
「……、ルイ、グレイを休ませろ。この件に関してはお前がグレイに代われ」
「…分かりました。」
「嫌、ライト、ライトっ!!?」
ガチャン
グレイを、連れてでたルイに変わって直接パソコンに内容を打ち込んでいく
何度も関わったハックマナイトについては特に忠実に…
無邪気で可愛らしい少女
中身は無邪気で残忍、No.2ダイヤモンドに心酔している
No.3のヘリオドールを忌み嫌いNo.6のビクスバイト
と最近はよく組んでいる
その見た目を利用したハニートラップはお手の物で仕事も出来る
夜の仕事が多いが昼の仕事だと殺傷率が格段に上がる
その様はまさに
太陽にあたると黒く変化する"ハックマナイト"そのもの
そして俺に会った女について
それはおそらく幻のレッドベリル
変幻自在で声も好きなように出せるらしい
体力も自己調整力も高く男の俺(ライト)にも勝る
帰り際に見た姿はアルビノ
その紅い瞳も色素の薄い肌も作り物には見えなかった
その女から貰った指輪によって組織のNo.6になったことから
"Jewelry" に関係のある人物だと思われる