第4章 3.
「今そのNo.6として動いている」
「え…え?」
「組織と接触する前に優そっくりに変装した女に優の声でライトと声を掛けられたんだが、その女に付き合ったらお礼と言ってリングを貰ったんだ。ビクスバイトと言われてな。その後、ここの人間の紹介でNo.4のハックマナイトと言われるメンバーに会ったらそのリングをみてNo.6と言われた。何故か代償は無しだと。その後住む場所を指定されて、そこに住んで働いている。」
「え、ライト、幹部なの、、?」
「あぁ」
「「ええぇっ!!?」」
グレイとルイは2人揃って驚く
それも無理がない。初っ端から幹部になれたなんて報告は初めてだろう
「優の事だが、彼女はNo.2 ダイヤモンドだ」
「?どういうこと
No.2ダイヤモンドは元々いた人間じゃない」
「優が言うには、殺したそうだ」
「えっ、?優が殺したの?」
「俺も信じられないが、どうにもそうらしい」
「その女に化けて居るそうだ」
「けど、優はそんな人を殺すような人じゃ」
「いや、あの組織に入る時点で優は優じゃない。
普通組織に入る時点で人を1人殺させられるんだ。
俺も最初こそ免除されていたが数人は処分した」
「殺さなきゃ殺される組織だ。グレイ、理解しろ」