第2章 1.
"私"の地毛と裸眼 となっている色はFBIで知られており、
間違って組織に知られたら命取りとなる。
敢えて遠くの美容院へ行き、
長さはそのままに、茶髪の髪をブロンドに染め
黒い瞳にはグレーのコンタクトを入れる
女の武器のひとつメイクをして目鼻立ちをくっきりとさせる
元々色素の薄い肌も相まって完全に、ロシア系の生まれに見えるだろう。
さっきまでの日本人らしさはどこを見てもないはずだ
新しい"私" の為に服に下着に色々と揃え一度ホテルへと向かう
そこに荷物を置き、また外へと出る。
右手に大きいダイヤモンドが煌めくリングを身につけて