第3章 2.
グチュッ グチュ クチュッ
「ふっ、」
何。ライトの声?
なんだか、身体が熱くて、ドキドキして
『んぁっ、っ!!』
『なっ!、ライトやめっ、 ふ、んんっ』
あのまま寝落ちした私が目を覚ますとまだ"ソレ"は続けられていて
後ろからゆっくりと動かされるモノ
昨日散々弄ばれてジンジンと敏感になったところでも
器用な指先が動かされている
逃げようと動かす足に絡まる足
その拍子に感じるシーツの冷たさ
上半身をも動かすまいと固定するもう一つの手
全てに恥ずかしさが煽られる
「そんなに濡らして気持ちいいか?」
私が気付いたことをわざわざ言葉で自覚させてくる
『そんなわけ、な…っああぁぁ!!』
い_
と言いかけたら私の体を支配するモノの動きが早まって
否定の言葉も口に出来ない
「嘘は良くないな。」
『きょ、は、ほんとにいかないとっ、あぁっ!!』
流石に2日連続は身体的にも、バレた時的にもとてもまずい
「仕方ない、次が最後か。優…」
耳元で至極悲しそうに囁いてきたせいでゾクゾクと快感が体を駆け回る
「っ、おい」
『も、むりっ、んんぁっ!!』
制止の声は耳に入らずそのまま達してしまった