第3章 2.
『なん、で』
縋るように彼を見上げて尋ねる
「ダイヤはヘリオの女、 他の男を許せない気持ちは分かる。
だが、優は俺の女だろ?同じことをするまでさ。
しかも俺は、数ヶ月会えなかったんだ。一晩くらい、な」
『でも』
「俺は女に守られるほどヤワじゃない。
まして自分の女1人守れないとは思っていない。」
「それに、本当にまずかったら、
お前が助けてくれるだろう?」
もう、自信ありげな顔を見せられては
こちらが折れるしかないようだ
はぁ
ため息をつく
『わかったわ。
ちゃんと、責任もってよね』
彼の首に腕を回し自分から口付ける
「あぁ」
心底嬉しそうにこたえる彼に
してやられたなと甘く甘く堕ちていった
『んっ…も、やらぁ、んぅ、っああぁぁ!!』
『そ、、それやっ、やぁ、んんっ!!』
「良い所は変わってないみたいで安心したよ」
そう言ってまた同じところを熱いもので擦ってくる
『ああっ!!も、ほん、とにっん、』
「久々すぎて止められない。悪いな」
『ならやめっ、ひゃぁっ!!』
「それは無理なお願いだな。
暫くこの哀れな男に慈悲を恵んでくれ」
その言葉を最後に、彼は一言も話さずに、
底なしの沼に嵌るように私を抱いた_______。