第3章 2.
[さっき貴方はサファイア以外は
ドMかもしれないと言ったけれど、
彼はどうして違うのかしら?]
『彼にはhoneyがいるようですので』
サファイアを横目にクスッと笑いながら言う
「(ッ!!!な、)何を。、、
まぁ、僕は誰構わずなたちではありませんし
ドMでは無いと思いますが、honeyなんて可愛いものいませんよ」
[あらそう?
なら、そういう任務もお願いできるのかしら?]
笑顔で、でもその灰色と瞳に鋭さを持たせながら彼に問う
そういう任務…つまりは身体を使うことだろう
「あいにく経験が浅くて上手く務まるかどうか」
さすがに引きずった笑みをごまかせないようだ
『女王様、そういう任務は俺の専門です。
俺のチャンスを奪わせないでくださいよ』
[それもそうね。]
[この話に着いて来れないような男には、
務まる仕事も務まらないって物よね。]
「(っ…まずい、でもここで突然話し始めても違和感が残る)」
『えぇ。でも、俺と組むからには、彼には
女王様からみても使えるやつになってもらいますよ。』
[期待しているわ]
[さて、リングも渡したし、
鍵も渡したからここで失礼するわね。]
[可愛い私の子猫ちゃん、Bye]
バタン