第2章 1.
No.4 side
「この男が 俺が推薦したいやつです」
目の前には下っ端が1人。で、推薦されてきた男が1人
『…ふぅん? 』
赤い瞳に銀の髪、、。
『それって裸眼なの?』
「あぁ」
『…アルビノの瞳ねぇ』
ただの男の命取るよりこっちの方がずっと価値がある
それにしても口の利き方はちょーっときになるけど、
『まぁ、ここに来た時点で死ぬか入るかの選択しかないんだけど。
今回の代償は、なし!』
「え!」
下っ端でしかない男が何やら異議を唱えてきた
なに、自分の知り合いが代償ないのが嬉しくないの?
『なに?自分の時は愛する家族を殺されたからこいつが何もしなくていいのはおかしいって?』
「そ、そんな」
『煩い男の子はお仕置、しちゃうよ?』
「すみません」
『まぁ、今回は許してあげる』
『それにしても、君凄いね。いつの間にダイヤ様とお会いして気に入られたの?』
さっきからずっと目に入ってくるレッドベリルのリング
あんな宝石の上玉を与えるのなんてダイヤ様、ないしはジェット様以外にありえない
今のNo.はみんなダイヤ様直々に各々のリングを貰った人だけ
だから、この男も……