第2章 1.
_____。気付いたら抱き潰されていた
俺が何かされた訳じゃない。確かに優の見た目と声でに好きにしてと言われて理性が切れた
かと言って掘られた訳でもない。むしろ自身は長い方だと思っている
なのに、何度も何時間も抱かれた彼女はことが終われば直ぐに顔色は元に戻って俺だけが疲れている状態だ
「な…ぜ、」
『付き合ってくれた事に感謝しなくちゃいけないわね』
『これ、プレゼントするわ。』
『何があっても必ず外さないこと。
期待してるわ、___________ビクスバイト』
さっきまで確かに黒い瞳だったはずが、最後に合った目は俺と同じく紅かった。
重い頭を動かして、違和感のある右手を見ればレッドベリルのハマったリングがあった。
そして、ビクスバイト
それが何を指しているのか、直ぐに理解することとなった。