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貴方と一緒に【ツイステ】R18

第4章 新しい生活1日目


「どうせお前は逃げそうだけど」
「はあ?!お前より上手くやれるし!」


目の前の2人は急に喧嘩をし始めた。
それを眺めるのを飽きたようにグリムはすっかり寝付いてしまった様だ。

私が拒んだ為に喧嘩をしている所を見ているのは流石にいたたまれない。

それに今日、2人は沢山助けてくれたし
ここは意を決して受け入れるべきか…


「分かったよ!2人にあげるから!」


私は考えるのをやめて吹っ切れたように2人に言い放った。


「よっしゃ、俺先な」
「ちょっと待っ…んんっ…」


私が良いと言うとエースくんはすぐさまに私の唇を奪ってきた。
彼の舌で歯をなぞられ、舌を絡ませてくる。

彼の舌が思ったよりも熱くて頭がクラクラする。
キスってこんなに気持ち良かったっけ?

キスが終わる頃にはすっかり頭は蕩けきってしまって頭がぼーとする。



「やべ、クセになりそ…て、もう蕩けきってんじゃん。そんなによかったのか?」
「おい、次は僕だ」


デュースくんはエースくんを私の前から退かしてすぐに唇を合わせてきた。


「んぁ…」


デュースくんはエースくんとは違ってキスが慣れていなみたいだ。
しかしデュースくんのキスは少し乱暴なところが気持ちいと脳が勝手に感じてしまう。

私の口からはどちらのかは分からない唾液が口の端っこからすこし溢れた。


「お前長すぎ」
「おい何すんだよ!」


エースくんはデュースくんを無理矢理私から剥がすようにした。


「お前やり過ぎ、…それより俺気になった事があるんだよね。」


エースくんはそう言うと私の前に立って、先程と同じように私を逃がさないようにした体制にした。

私はすっかり蕩けきった頭のせいでうまく頭が回らず、されるがままにされていた。
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