第6章 ミラクル☆マン
ハル「…ありがとう、マスター」
マスター「いーえ。これがふたりにはピッタリかなって」
相「?」
ハル「…私も、そうだといいなって、思ってる…」
マスター「そうだよ。絶対」
ハル「…」
相「え、なに?」
ハル「ううん…」
ホントは
ずっとそう思ってる。
あなたに出会えたことが
いま、ここにいることが
もう
私にとっては
奇跡そのもの
それに…
マスター「はい、相葉くんの」
相「よーやくきたぁ。ったく、遅いよ?最後くらいカンパイしたいんだから、さっさと作ってくれっての」
ハル「もー。サービスしてくれたのにそんな言い方…」
マスター「大丈夫。相葉くんのは有料です」
相「は?」
ハル「フフフ」
相「マスター!?ちゃんとレシート見るからね?俺っ」
マスター「~♪」
相「ったく…。さ、覚悟してね、ハルちゃん。これ飲んだら…夜は長いよ?」
ハル「…もおっ」
マスターまん前!
相「フフ。はい、じゃ~カンパイ!」
ハル「…何に?」
相「ん~…。じゃ、俺たちの最高の出会いに!乾杯☆」
ハル「!」
マスター「…フッ。さっすがぁ~!」
相「へ?」
マスター「敵わないなー。しょうがない、相葉くんのもサービスでいいよ」
相「え?なんで??」
ハル「ふふふふっ」
ほらね?
こんな奇跡の似合う人、いないもの(笑)。