第7章 愛しい人
そして
ウチに着いて
長い夜が始まるのか~…と、ちょっとだけテンション低めの私を凝視してる、相変わらずテンション高めの…
「…」
「…」
ん。
あれ。ちょっといつもと違うカンジかも。若干口数が少なめなような…
「…」
「…どうかした?」
「ん?や、なんか…」
「?」
「やっぱ違和感っていうか…」
「え?」
すごいじーっと見てる…?
なに…
あ
服とメイクかぁ。まだ秘書モードだから(笑)。
すでにそういう雰囲気なのに、そんな理由でなかなか脱がせない相葉くんが、なんか可愛い(笑)。
今日は私の家に来てます。私が着替えたかったからなんだけど、部屋入って荷物置くなりギュッてされて。立ったまま、いい感じにキスされて。ちょっと力が抜けちゃうくらいのキスをして…
今に至る。
なんか、改めて上から下まで見渡されてます(笑)。