第11章 後記

ここまで読んでいただきありがとうございます。


二「…（ｼﾞ―…）」
相「…」
二「……（ｼﾞｨ～～…）」
相「…なに」
二「いや～…ますます…だなって」
相「え？」
二「何でもないっす。大変だなぁって」
櫻「…」


大「相葉ちゃん、調子悪いの？」
二「いや、いつもの。シーズン病でしょ」
大「…ああ。花粉か」
二「いつにも増して黒目がウルウルしててさ。なんか…ますます犬みたいだなって(笑)」
大「フフフ」
櫻「…」


松「相葉くん、ティッシュいる？」
相「…」
松「ね」
相「あ、ごめん。なに？」
松「そっちこそなに？(笑)」
相「いや…。今さ、ニノが俺の顔じーっと見つめてたんだけど」
松「…うん(笑)」
相「無言でじぃ～っと見上げてんの見てたら、なんか…すごいワンコっぽいなって思って(笑)」
松「…ふふ。んで？」
相「んで。今リーダーとじゃれてんのみて。ああ、子犬がじゃれてんの見てる感じだなぁ～…なんて」
松「平和な楽屋だね(笑)」
相「めっちゃ和んだ(笑)」
櫻「…」



ニノと相葉くん

幼馴染のふたりは、先ほどお互いまったく同じことを思いながら見つめ合っていた…

ということを、私だけが知っている…。



櫻「や、だから何だっ！？(笑)」
四「！」
櫻「…ま、平和ってことかぁ」
二「いや、怖いよ！」
松「いきなり叫ぶからビックリしたわ～…」
大「新聞に突っ込んだの？今」
相「翔ちゃんってさ、時々結構変だよね」
二「あーたの日本語と同じくらいね」

ホント、平和やねぇ～…(笑)。