第6章 黒い甘露【イケメン戦国】
「んー……
君は中々に強情な様だなー。
ああ、強情な女性は嫌いじゃ無いよ。
最初から然う然う簡単に堕ちるとは思っていなかったからね。
良し……此れならどうだい?」
「…………っっ!!」
信玄の二本の指が更に深く差し込まれ、指先が私の最奥をごりごりと捏ね回す。
其の刺激には流石に私も大きく身体を弾ませた。
信玄は有無を言わさず、用意されていた何本もの絹紐で私の両膝を個々に折り畳んだ状態で括ると、余った部分を胴体を拘束している荒縄へと通す。
そして其れをずるずると引かれれば当然の様に私は大きく開脚し、其の中心部を信玄に晒し出す格好になった。
覚悟していたとは言え、余りの羞恥に呼吸も荒くなる。
然し、信玄はそんな私の状態になど御構い無しだった。
「痛くは無いかい?
荒縄ではあんまりだと思って、絹紐を用意させたんだが……
ああ……良いね。
紅い絹紐が君の白い肌に喰い込んで堪らなく色っぽい。
こうなると君の全裸が見たい所だが、
取り敢えずは此の状態から始めよう。
焦る必要も無いからな。
………時間はたっぷりと有る。」
信玄の妖しい視線が私の全身を舐める様に這い回り、駄目だと思いながらも晒された部分に熱が集中して仕舞う。
其れに気付かれているのか、いないのか……
信玄は更に私を厭らしい形に飾り立てた。
「そうだなぁ……
せめて君の愛らしい顔だけは見える様にしておこう。
俺が昂る為にもね。」
信玄の手に依って外された猿轡。
息苦しさから解放されて安堵したのも束の間、其の猿轡は丸められ私の咥内へと無遠慮に突っ込まれる。
「んぐっっ……」
「君がどんな可憐らしい声で啼くのか、
聞きたい気もするけれど……
先ずは俺の手管を堪能して貰うとしよう。
…………さあ、開始だ。」
こうして信玄の節榑立った長い指が、私の晒された部分から胎内へ挿入されたんだ。