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keep as a pet【R-18 SS集】

第5章 愛玩する僕の心を恐ろしく思った【薄桜鬼】


心地好い倦怠感と圧倒的な幸福感に包まれて、そして腕の中にはちゃんを包み込んで、眠りに堕ちた僕が目を覚ました時には既に陽は高く昇っていた。

とっくに朝餉は終わってるよね。

そろそろ昼餉の時刻かな?

流石にもう床から出ないと、また土方さんの御小言を聞かされる羽目になっちゃいそうだ。


「ちゃん、起きようか。」

可愛らしい額に口付けながらそう言っても、ちゃんは身動ぎもしない。

そんなに疲れさせちゃったのかな。

ちゃんとの行為を思い出し、くすっと笑った僕は何度も其の名を呼ぶ。


「ちゃん。」



「………ちゃん?」




だけど僕の腕の中で微かな笑みを湛えたまま眠るちゃんは………

呼吸をしていなかった。
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