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keep as a pet【R-18 SS集】

第5章 愛玩する僕の心を恐ろしく思った【薄桜鬼】


差し込んだ指で性急に抽挿を始める。

くちゃくちゃと淫靡な音が響き出せば、ちゃんの中が正常に濡れているんだと安堵した。

でも此れは僕の物を受け入れて貰う為の準備。

ごめんね、ちゃん。

指だけで終わらせる心算無いから。


「んっ……んう…」

僕の攻めに乱れてくれるちゃんには申し訳無いけど、僕は最後に膣壁を引っ掻く様にしてから指を抜く。

「もう我慢出来ないや。
 ねえ……此れも挿入れさせて。」

ちゃんの蕩けた視線の先に、僕の屹立した一物を見せ付けてやると、何故かちゃんは両手首を重ねて差し出した。

「………どうしたの?」

僕は困惑気味に問い掛けたけれど、逆にちゃんはきょとんとした表情で………

「だって……縛るんでしょ?」

切なさに胸を締め付けられ、僕は一度だけぎりっと唇を噛んでから直ぐに笑顔を作る。

「縛ったりなんてしないよ。
 ちゃんは自由なんだ。
 辛かったら僕を拒絶したって構わない。
 だから……
 君の事を好きな僕を信じて。」

戸惑う様で居ながら、それでも嬉しそうに表情を綻ばせるちゃんが、此れ迄どれ程凌辱されて来たのか……

其の言葉や行動、一つ一つに思い知らされる。

そんなの何時までも慣れなくて当然だ。

でも僕が此れからする行為には慣れて、溺れて………

お願い、此の先もずっと。
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