第4章 Destined future【イケメン戦国】
「どうするの、?
………言って。」
指を更に奥へと押し進め膣壁を掻き毟ってやると
「んぅっ……」
姫はびくんと身体を弾ませた。
そして、息も絶え絶えに紡がれた言葉に……
「……欲しい。」
「何が欲しいの?」
「家康殿が……欲しい。」
心ノ臓が口から飛び出して仕舞いそうな程跳ね上がる。
閨で初めて呼ばれた自分の名。
姫は、身体中を這い回る手が、唇が、舌が……
《徳川家康》の物だと認識しているんだ。
「もう一度……呼んで。」
余りの歓喜に震える声で懇願すると
「家康殿……」
蕩けた視線で俺を見つめ応えてくれた。
「殿は要らない。
ね…もう一度……」
「……家康。
家康の此れ……頂戴。」
伸ばされた姫の指先に一物の先端を擽られれば、もう余裕なんて無い。
「うん……あげる。
今夜はずっとの中に挿入れたままだから……
覚悟して。」