第3章 傀儡-KAIRAI-【イケメン戦国】
暫くの後、小姓に呼びに行かせたが静かに天主に入って来た。
俺だけでなく光秀も居る事に動揺を見せたが、
「……
此方へ来い。」
そう言ってやれば案の定、躊躇いもせず俺の隣に膝を付く。
「私をお呼びだと伺いましたが。」
相も変わらず能面の様な笑みを浮かべる。
貴様の腹の底を知りたいのは光秀だけでは無く……俺もなのだ。
「光秀……良く見ておけ。」
の腕を掴んで引き寄せ、俺の前で四つん這いに組み敷く。
「信長様……何をっ…?」
珍しく崩れたの表情が、俺の劣情を更に煽った。
丁寧に着付けられた小袖の裾を腰まで捲り上げ下半身を露わにしてやる。
尻の割れ目を撫でてから秘穴に指先を捻じ込んでやれば、其所は僅かに湿り気を帯びていた。
「ふん。
常の潤いは無いが痛む程でも無かろう。」
言いながら己の一物を袴から取り出し
「挿入れるぞ。」
俺は一気にを貫く。
「ひっっ…!」
苦悶の声を上げたには構わず直ぐに抜き差しを始めれば、厭らしく鳴る粘着質な音に紛れて光秀がくつくつと喉を鳴らした。
「此れは此れは……
結構なお戯れを。」
呑気な言葉を吐き出しつつも、光秀の眼は微かな動向も見逃さんとばかりにを凝視している。
己の家臣の目前で睦み合うという行為が此れ程に滾るとはな。
俺の一物は一層硬度を増し、の最奥を幾度と無くごつごつと突いた。
さあ……
見逃すなよ、光秀。
貴様の其の類稀な洞察力での心積もりを見抜いてみせろ。
未だ未だ俺が、の本性を曝け出してやる。