第2章 Honeyeded sadistic【イケメン戦国】
四つん這いで小さく震えるは、耳までを真っ赤に染め無言のままだ。
此れは肯定だと受け取るべきなのだろうな。
………まさかが未通女だとは。
此の世なら程の齢であれば、既に子の一人や二人は産んでいて当たり前だろう。
だがの居た500年先の未来ではそうで無くなっている…という事か?
其れにしたとしても、の様な愛らしい女を抱いてやりたいと思う男は引きも切らずであったろうに。
ふん……
そう思えば、お前は善くぞ守り通してくれたものだな。
を破瓜させる男に、この明智光秀が選ばれた。
お前の中に初めて挿入る男は……俺なのだ。
なあ、………
俺は心の底から感謝するぞ。
そして更に、お前が愛おしくて仕方が無い。
「 ……怖いか?」
指先で秘穴の入口を軽く擽りながら問えば
「怖い……です。」
は蚊の鳴く様な声で答えた。
「そうか。
ならば……止めるか?」
に無理はさせたくない。
怯える女と無理矢理に性交するなど、拷問と同等の行為だ。
そんな悍ましい行為を、最愛の女に出来るものか。
唯……が『止める』と言った所で、俺の一物が治るとは思えぬが。
然しは真っ赤に染まった顔を振り向かせ、雫が溢れ落ちそうな程に潤ませた瞳で俺を見上げると震える涙声で言い切った。
「やだ……
止めないで、光秀さん。
私……光秀さんになら………
光秀さんだから……
お願い。」
………全く、本気で此の女には敵わない。
いとも簡単に俺の身も心も雁字搦めにするのだから。
女に……いや、に此所まで言わせておいて止まれる筈も無いな。
「では、お前は今宵から……
全て……この明智光秀のものだ。」