第2章 Honeyeded sadistic【イケメン戦国】
「あの……光秀さん……?」
「ああ……
その不安気に怯える顔も中々に唆るぞ、。」
「どうして、こんな事を……」
「こんな……とは?」
「えっと……
私、どうして縛られてるのかなって……」
「仕置きだ。」
「仕置き……?」
「そうだ。
お前、今朝方城で秀吉に頭を撫でられていただろう?」
「あれは…
いつも通り秀吉さんが『頑張ってるな』って
誉めてくれただけで……」
「ほう……いつも、なんだな?
それからその後、政宗と二人で厨に籠っていた。」
「それもお料理を教えて貰ってただけですよ。
……って言うか、光秀さん……
ずっと私を見てたんですか?」
「当然だろう。
お前から目を離せるものか。
お前は俺以外の男に触れられ、俺以外の男と時間を共にした。
為らば仕置きを受けるのも必然。」
「そんな……
お仕置きされるような事は何も……」
「おや?
お前と恋仲に成れた事で、浮かれているのは
………俺だけか?」