第8章 Spicy masochist【イケメン戦国】
熱に掠れた声で絞り出された家康の言葉を耳にして、俺は堪らず喉を鳴らす。
良いぞ……家康。
お前も俺と《同類》なのだな。
ならば……の被虐願望を篤と味わってみせろ。
当然の様にの口はあっさりと開き
「……んぅ。」
然も舌まで差し出して家康を誘った。
其れには流石に家康も驚いた様相を顕にしたが、思い留まる気は更々無いと見える。
開いた口先ぎりぎりまで一物の先端を寄せると、扱く速度を逸らせた。
「あんたって、そんなに厭らしい女だったんだ。
でも………凄く可愛くて……堪んない。
だから、俺の……飲んで。」
言うや否や、家康の先端から噴き出した白濁は寸分の狂い無くの咥内へ流れ込む。
いつも俺の物を飲み干す時と同様に、笑みさえ浮かべて嚥下するの姿にぞわぞわと背筋が粟立った。
否、其れは此の場に居る男共全員が…だろう。
満足気な家康を見遣れば沸々と湧き上がる感情。
三人の男の欲望に塗れ、どろどろに湿ったは存外に美しい。
ああ……そんなお前を見せられて、連れ合いの俺は黙っておれぬ。
では俺もお前に注いで遣るとしようか。
………此の俺だけにしか許されない箇所へ。