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keep as a pet【R-18 SS集】

第8章 Spicy masochist【イケメン戦国】


「何……信長様から伺った所に依ると
 どうやら最近、の様子が変化した所為で
 各々方の政務に支障が出る可能性が否めないとの事。
 そうであるなら各々が勝手な妄想に走らぬ様、
 がどの様な女であるのか
 知っておいて貰うのも一つの方法かと。」

「は……?
 其れにどういう意味が……」

「今宵…目に為たの媚態を鮮明に思い返せば
 自身で慰めるのも、手早く済むであろう?」

揶揄い混じりの俺の言い分に、言葉を飲み込む秀吉。

おっと……

おやおや、家康も……だったのか。

「だ…だがなっ……」

其れでも未だ抗う秀吉を、信長様の一喝が収める。

「喧しいぞ、秀吉。
 此れは俺が光秀に許した行為なのだ。
 気に入らない者は出て行って構わん!」


其の後に訪れた静寂の中でも、大広間を出ようとする者は居なかった。

其れ見た事かと言わん許りに口角を上げた信長様が、其の場にどかっと腰を下ろすと全員が其れに従い続く。

「では、始めろ……光秀。」

まるで開戦宣言の如く紡がれた信長様の声に、俺だけでは無くも昂ぶっていくのを確かに感じた。
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