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keep as a pet【R-18 SS集】

第8章 Spicy masochist【イケメン戦国】


「其れは其れは……
 我が連れ合いの所為で
 信長様に御心労をお掛けしていたとは忝い。
 ではが変化した《理由》を見せて遣れば
 皆も落ち着きましょう。」

得意気に笑み、柔い声で語る俺へ視線を向ける信長様の目が一瞬見開いた後……

愉快さも顕わに声を弾ませた。


「ほう……
 『見せる』と来おったか、光秀。
 貴様は相も変わらず面白き男よ。
 そして…怖ろしくもある。」

「褒め言葉と取っておきましょう。
 では、今宵……
 此の大広間をお借りしても?」

「善かろう。
 皆にも伝えておく。」



其の足で御殿に戻りながら高速で思考を巡らせる。

はてさて……愛おしいをどの様に飾り立ててやるのが最善か?

先ずは諸々の手筈を整えねばな。

早足で進む俺の表情は、無意識にも愉悦で歪んでいた。
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