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keep as a pet【R-18 SS集】

第7章 下拵え【薄桜鬼】


愛おしい我が妻の身体を抱き寄せてから押し倒し、今度こそぴったりと覆い被さる。

お互いの熱を分け合う様に身体と共に唇も重なった。

此れ迄は俺に為れるが儘であったが、俺の背に力強く腕を回し自ら舌を差し出し……

俺を求める其の様相に一物は更に硬化膨張し……もう限界だ。

「……
 そろそろ、お前の中に……
 俺を…挿入れさせてくれぬか?」

己の欲望を真っ直ぐに伝える事が此れ程情けないとは…。

然しどれだけ恥じ様が、今の俺は乞わずにはいられない。

見下ろす俺を見上げたの表情がふわりと綻び

「千景様……
 愛しています。」

此れ以上は無いであろう最上の返答を貰う事が出来た。


自身の膝での脚を割り、痛い程に屹立した一物では秘裂を割る。

其の先端に熱い滑りを感じれば、もう抑えは効かない。

「……辛ければ言え。」

そう気遣ったものの、俺は其の答えを聞く僅かな時さえ待てず一気に腰を沈めた。

「んうっ……」

情けない声を上げて仕舞ったのは俺の方。

は唇を噛み締め唯々小さく震えている。

俺の下で、俺を受け容れ、健気に震える此の女が愛おしくない筈が無いだろう?

そう……

娶ってから一月以上も経つというのに、俺とは初めて繋がったのだ。
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