第7章 下拵え【薄桜鬼】
「ん…んぅ……はあ…」
ずぶずぶと進む度に漏れる艶やかな声に満足気な笑みを漏らした俺の指先は、遂にの最奥へ達する。
「お前は……此所が好きだったな。」
既にの悦がる箇所など掌握済みだ。
後は只管其所を責めてやれば良い。
腹側の腟壁を重ねた二本の指先で擦りながら上下へも激しく揺らしてやれば、の秘穴は直ぐにたぷたぷと葛湯を掻き混ぜる様な音を発て始めた。
「ん……もう果てて仕舞うのか?」
「駄目……
千景様…駄目です。
出…ちゃうう…」
「ほう……また潮を噴くか。
構わぬ。
思い切り噴き出せば良い。」
「駄目っ……
だって……汚れちゃう…から……」
ああ……
お前は此の白打掛の上へ漏らす事を危惧しているのか。
全く……本当に此の女は心底愛い奴だ。
「構わんと言っている。
こんな物、の為なら何着でも用意してやろう。」
其の言葉通り……
いや、何なら真っ新の白打掛をの胎内から分泌される液体で浸してやりたいとすら思う。
「さあ……
お前の潮を浴びさせてくれ。」
「いっ……やああああっっ!!」
腟内を此れでもかと言う程に縦横無尽に掻き混ぜてやれば、全身を弓形に反らせたは見事な迄にバシャバシャと潮を噴き果てた。