第7章 下拵え【薄桜鬼】
の口を吸ったまま、其の華奢な身体を押し倒す。
俺の重さでを組み敷き、夜着の裾を割り両膝裏を掴むと大きく押し上げ秘部を露わにさせた。
「あ……」
頬を染め真っ直ぐに見上げて来るの姿に口角を上げ、俺は甘さを含ませた声で囁く。
「俺からの子種を搾り取る為、お前に性技を磨いて貰いたいと毎晩励んだが
そんな物は不要であったな。
がで在るだけで、俺は此れ程迄に滾っている。
ならば……
お前の此所も熱く溶かしてやらねば……」
「ひゃあ…んッ!」
其のままの股間に顔を埋め、既に湿っていた部分に舌を這わせた。
秘裂を割りひくつく秘穴を目にすれば、一物の硬度は更に増す。
「充分に濡れているな。
は本当に可憐らしく………
厭らしい妻だ。」
俺が少し揶揄ってやっただけで、は瞳を潤ませて甘い吐息を吐いた。
そんな姿にすら唆られる俺はどうしたってお前を手放せ様もない。
「では……中の具合も確かめるとしようか。」
の此所はあの張形を幾度も飲み込んでいるのだ。
俺の指など容易く受け容れるのは分かりきっている。
然し俺は二本の指をこれ以上無い程、慎重に差し込んでいった。