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keep as a pet【R-18 SS集】

第7章 下拵え【薄桜鬼】


「どんどん挿入っていくぜェ。
 どーだ……固え一物に腹ン中掻き回されんのは?
 ああ……抜き差しする度にヤラしー音もしてンなァ。
 男に突かれてグズグズになっちまうとか……
 の尻、どーなってンだよ?」

小気味良い調子で尻を穿ちながら、下卑た厭らしい言葉で心情を煽る……

不知火の巧妙な手管には舌を巻いて仕舞うな。

執拗に繰り出される此の責めをも存外に愉しんでいる様だ。

何よりの吐く息は激しく湿り、其れを受け止めている俺の股間は既にもうかなり熱くなっていた。

「う……」

其の熱に疼いた身体を少し捩らせれば、は頭を擡げ俺の顔を見上げる。

桜色に上気した頬。

滴が零れ落ちそうな程に潤んだ瞳。

そして、甘過ぎる吐息を漏らす桜桃の様な唇からは

「千景…様ぁ……」

掠れた涙声で俺の名を絞り出した。


可憐らしい媚態を晒すに突き動かされた感情は、俺の一物を硬化させるに充分。

当然も此の変化には気付いているであろう。

「…………欲しいか?」

静謐に低く聞いてやれば、眉を顰め今にも泣き出しそうな表情でこくんと頷く。

俺以外の男に尻を蹂躙されている最中に俺を欲するとは……

そんな愛らしい我が妻に求められれば、一物は更に硬度を増す。

「では……くれてやろう。」

自らの裾を割り下帯を擦らした瞬間、ぶるんっ…と飛び出した一物をは愛おし気に見つめた後、一切の躊躇無く根元迄を口に含んだ。
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