第86章 安心的エース1
貴方side
大吾「仁科はもう限界だ、あまり休めなくてゴメン」
貴「…今は謝る事より、どう勝つか、だろ?」
大吾「……うん、そうだね」
グローブを持ちながら肩を作りにブルペンに歩く
仁科「……先輩、すみません」
貴「仁科はこれからも体力強化が必要だな。けど、今まで練習してきた中で一番良い球だった」
仁科「!!」
貴「私の代わりに、後ろ頼むよ」
仁科「…うす!」
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4回裏
『風林中学、ピッチャー仁科くんに代わりまして…レフト星原さんがピッチャー。ピッチャーの仁科くんがレフトに入ります』
魚住「やはり代えてきたか」
世古「まぁ、あの9番は限界だろうからな」
『7番ライト.三浦君』
審判「プレイ!」
貴「……っはぁぁ!」
シュ__
_パアアアン!!
審判「ストライーク!」
大吾「ナイス!ピッチング!!」
私は変わらずいつも通り投げた
大尾中ベンチ
魚住「……速い…」
世古「軽く、140を越えてるな」
出光「マジか…」
道墨(……相変わらず綺麗なフォームだな)
__
シュッ_
パアアアン!!
審判「ストライーク!バッターアウト!スリーアウトチェンジ」
無失点で4回は終わらせる
アニータ「流石師匠やな!どっかの誰かと違って早かったわ」←
仁科「……っ黙れ!馬鹿女!!」怒
アニータ「誰が馬鹿やて!?」
睦子「ちょっと2人とも!喧嘩してないでベンチ戻るよ!」
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5回表
『5回の表、風林中学の攻撃はキャッチャー.茂野君』
大吾から始まり、5番の私は次に構えてる
大吾(……そうだ、まだノーヒットか)
出光「…」
シュッ
パアアアン!!
審判「ストライーク!」
シュッ_
パアアアン!!
審判「ストライクツー!」