第85章 後ろは私達が
貴方side
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仁科「っ!」
パアアアン!
審判「ボール!」
パアアアン!
審判「ボールツー!」
パアアアン!
審判「ストライーク!」
仁科「っ!」
シュッ
カンッ!!
相手の打ったボールはレフトの私に飛んでくる
3塁に1人、阻止するには大吾に投げるしかない
睦子「怜花!」
パシッ
ダンッ!
貴「っ大吾!」
大吾「!!」
シュン!!
パアアアン!!
審判「…あ、アウト!!」
大尾中「!?」
レフトから大吾に向かって、0に収める
沢「わお」
太鳳「すっご、流石私達のエース」
大吾「ナイス怜花!」
出光「…なんつ肩してんだよ」汗
世古「……レフトからあの速さか。投手だとどのくらいか予想がつかない」
道墨「…(更に速くなってる)」
魚住「…これは、面白い試合になりそうだな」
仁科(…先輩)
貴「…」ニコ
何とか5-0のまま、4回に進む
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4回表
『大尾中学、ピッチャーの交代をお知らせします。ピッチャー、世古くんに代わりまして…出光くん』
睦子「えぇっ…」
丹波「先発ピッチャー、ノーヒットなのに3イニングで代えるのか!?」
アニータ「英邦戦と同じ1人3イニングの完全分業スタイルや…!」
大吾「分業か。ほとんど初見のピッチャーをたった3イニングで代えられたら、一人の投手の球になれる暇すらない…あと4イニング、何とか少しでも反撃したいけどこれはきついな」
皆が言う通り、3回の交代制でピッチャーを変えらるのはきつい
しかも5点取られてる状況で、、最悪コールド負けがありえる
『1番センター、藤井さん』
大吾「怜花」
貴「?」
大吾「ブルペンに入って肩作って、次の裏から入ってほしい」
貴「!」
防具を付けながら話してくる大吾