第62章 アニータの過去2
千里side
アニータ「話はそれだけ?ほんま、監督も無駄足やったな。」
千里「!」
サッ!
私は急いでアニータの前に立つ
千里「嘘でしょアニータ!?あんた野球やめんの!?1回男子に負けたくらいで、もう野球やめんの!?」
アニータ「1回て…そりゃ千里はえぇやろ。最後までレギュラーでいれたんやから!うちはなぁ…!」
千里「あたしはまた野球やりたいの!もっかいアニータと野球やりたいの!!」
アニータ「…!!」
私はアニータに叫んで、自分の想いを思い切りぶつける
ポンッ
川瀬「…あたしもかつて、一人の男子との勝負に打たれて負けたことがあるの。でもあの勝負で負けたから、次は絶対負けない想いで野球に取り組めた。
そりゃ野球は勝つときもあれば負ける時もある……でもそれは”野球にしかできない”経験よ、アニータ」
アニータ「監督…」
千里「レギュラー取られたのを性別のせいにするなんて、アニータらしくないよ。一緒にリベンジしようよ!」
~~~
千里「……その後、アニータは一緒に行くと言ってくるました。
そして、星原さんの事も知ってますます風林中に来たがってました」
貴「……」
…………
ビュッ――!!
千里『自分たちがどこまで男子と戦えるか、風林中で挑戦してみようよ!!』
アニータ「っ!!(根っこ!!)」
ト部(どん詰まりだ!!)
キィィン!!!!