第59章 ト部の実力1
仁科side
大吾「…普通ならもっと早めに落ちる。けど、怜花は更に磨きをかけて自分の変化球を完成させたんだ」
仁科「……」
……やっぱり、憧れるわ…
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貴方side
次は、私達が攻撃側
相手側の投手は、勿論ト部
リトル以来、彼の球は見てない
けど、かなり凄かった投手の1人ではあった…ムカつくけど
1番の千里からバッターに立つ
ト部「…っ!」
ビュッ―!!
―パァン!!
審判「ストライーク!」
アニータ「早い…」
貴「…」
ビュッ―!!!
―グググッ!!
千里(何…!?)
―パァァン!!
審判「ストライーク!」
睦子「な…何あれ!?」
星蘭「あんなカーブもあるのぉ!?」
仁科「縦に急ブレーキで落ちた…」
貴「ドロップカーブ…」
リトルとはかなり違う程の成長を見せる卜部
ビュッ――!!
―グググッ!!
千里「!っ」ブンッ!!
―パァァン!!
審判「ストラックアウト!!」
睦子「緩急もあるし、やばいじゃん~もう卜部くんのバカっ!」
睦子が嘆くのも無理はない、それくらいかなりの球だからだ
『2番ショート、相楽さん』
ビュッ―!!
―パァァァン!!
ト部「っ」
ビュッ―!!
カァン!!
ト部「っ!」
ビュッ―!!
―グググッ!!
―パァァン!!
審判「ストラックアウトッ!!」
太凰は、卜部の緩急に全く歯が立たなかった
…あの、カープはやっかいだな
ト部「………フン」
貴「…」怒
…………アイツ、わざと私を見て鼻で笑ったんだけど