第48章 自主練
貴方side
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初戦が終わり、各自解散となる
大吾、睦子、アニータは偵察にそのまま残るみたいだ
アニータ「師匠も行きません?」
貴「…偵察は大吾達に任せて、私は学校戻って自主練するわ」
太鳳「ええ!今試合終わったばっかだよ」
貴「でも、初戦で終わるつもりないし野球やりたいからさ」
沢「相変わらずの野球馬鹿ね…」
……馬鹿って言うな
貴「…あ、仁科も一緒に自主練するか?」
仁科「え、俺もっすか?」
貴「…最近投げてないでしょ、鈍ると悪いし。球、私が捕ってやる、ついでに変化球練習するか」
仁科「!……捕るって…」
貴「あぁ、リトル時代は少しだけ捕手もしてたから大丈夫よ。たまに、幼馴染みの球も捕ってたし」
アニータ「師匠、捕手もやってたんですかぁ!?」
千里「凄い!」
貴「いや、大吾やアニータ程じゃないから」
リトル時代は、たまに捕手もしていた。光の球を捕った時あるし
仁科(…先輩、俺が投げたい事気付いてた…)
貴「…無理にとは言わないけど」
仁科「!い、行くっすよ!!」
貴「そう。じゃあ、私と仁科は帰るね」
そう言いながら、2人で学校に歩く
沢「仲良しになったわね」ニヤ
太鳳「仁科も、怜花には素直だしね」ニヤ
睦子「…仁科君、変化球練習.怜花に頼んだんだ…」
大吾「え?そうなのか(…あの、プライドが高い仁科が…誰かに頼むなんて…)」
アニータ「…まぁ、師匠に教えてもらうのが一番良いと、あたしも思いますわ」
千里「うん。お互い投手同士しか分からない所とかあるもんね」
大吾達が、そんな話しをしてるとは気付かなかった