第47章 初戦突破3
貴方side
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それから、試合は一気に時が進む
終盤6回裏までなり、気づけば7-0のスコアとなりゴールドで勝つ所まで行っていた
横内(…バカな…こんな女子だらけの相手に…!)
私は、全力で無失点に押さえてきた
…………
太鳳「…っはぁ!」
カァァァン!!
太鳳も、ライト辺りにうち2塁まで行く
『3番ピッチャー、星原さん』
貴「……」
横内「…っくそ…」
相手ピッチャーは、立て続けに打たれイライラしていた
……そんなんじゃ、良い球は投げれない…
横内「っはああー!!」
ーシュッ
グググッ
…!来た、曲がるスライダーが!!
カアアンンンッ!!
横内「!!」
最初と同じく、ホーム外まで飛ばした
審判「ゲームセット!!」
私がホームランを打ち、9-0で私達の勝利で初戦を終えた
五木中からすれば、まさに予想外の展開となった波乱の1回戦だろ
丹波「うむ、みんなよくやった!」
大吾「いやー!良かった!」
アニータ「流石師匠!ホームラン2回も打ちましたやん!」
千里「しかも、最後はスライダーまで!」
太鳳「ホームラン女王って呼んで良い?」ニヤニヤ
貴「やだ、変なアダ名つけんな」
仁科(……もっと練習して、先輩を必ず追い越してやるっ!!)メラメラ
顧問「うそでしょ…何勝っちゃってんのよ…」
皆が嬉し気分の中.顧問は、表情が青ざめているのに誰も気付くわけがない…