第40章 初戦開始4
貴方side
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『3番ピッチャー、星原さん』
大吾「いけー怜花!」
睦子「頑張って!」
アニータ「師匠頑張って下さいー!」
貴「任せろ」
次に3番の私が、バッターボックスに歩く
審判「プレイ!」
横内(…っ絶対に抑える!!)
五木.監督(……頼むぞ、横内)
ビュッ―!!
パァァァン!!
審判「ボール!」
パシィィッ!!
審判「ボールツー!」
横内「くっそ…(……星原さんの、威圧感が半端ねぇ…打たれまいと力み過ぎるっ)」
貴「……」
ビュッー!!!
貴「…!っはぁ!!」
カキィィィン!!!
スイングでボールを捉え、バットに当てる
飛んだ先は……
パサッッ!
横内「な…」
打ったボールは、ホーム外を越え飛んで行った
つまり、ホームラン
睦子「!やった!」
大吾「ホームランだ!」
バットを置き、1周走り回る
先に2塁の太鳳がホームに来て2点目
五木.監督(……くっ…やはり、強い……バッターでも実力が上とは…)
原(…軽々と、ホームランを…)
ホームベースまで走り終わり3点目になる
アニータ「師匠!流石ですわ!」
千里「綺麗なスイングでした!」
沢「さっすが♪」
太鳳「良いとこ持ってちゃってー」
貴「太鳳もナイス」
太鳳「イエーイ♡」
仁科「……やっぱ、凄いっすわ先輩」
貴「…ありがと仁科」
アニータ「仁科が素直に誉めるとか、明日雪やん」
仁科「あぁ!?」怒
皆が誉めてきて、取り敢えずありがとうと伝える
……けど、何だ…この違和感……
あの、横内って投手……本当に、ストレートだけなんだろーか…
私の疑問は、もうすぐ分かろうとしていた…