第38章 初戦開始2
貴方side
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審判「集合!」
バッ!!
全「お願いしますー!!」
いよいよ試合開始の時を迎える
…………
『1回表、風林中学の攻撃は…1番センター、藤井さん。』
千里「おねがいしまーす」
1番には千里が入り、女子らしく丁寧に挨拶をして打席に入る
審判「プレイボール!」
横内(ペコリって…い…いい子じゃねーか!)
これには相手も度肝を抜かれた様子、というか顔赤くね?
大吾「さあ、いこーっ!!」
大吾は手を叩きながら声を出す
シュッ―――
横内「ああっ!」
相手は千里の可愛さからか知らないが、手抜きの球を投げてしまっていた
千里「!」
カキィィン!!!
横内「!?」
ドスッ!!
横内「ギャッ!!」
痛烈なピッチャー返しをお見舞いした、ざまあみろ←口悪い
大吾「やったー!走れーっ!」
横内「くっ…!」
ダッ!!
審判「セーフ!!」
千里は俊足を飛ばして内野安打で出塁
アニータ「ナイス千里!」
貴「頑張って続け、太凰!」
太鳳「勿論♡」
監督「(あのバカ、だから言わんこっちゃねえ)
横内!なめるな、まじめにやれ!!」
横内「はいはい…」
『2番ショート、相楽さん』
審判「プレイ!」
横内(スローボールはなめすぎたか。そんじゃま…!これで度肝を抜きなお嬢ちゃん!!)
ビュッ―――!!
太鳳「!」
ブンッ!!
パシィィッ!!
横内(フハハ、どーよ!)
速球に空振りした太凰、鼻で笑う相手投手だが……